中居正広の初主演ドラマ『味いちもんめ』(テレビ朝日系)は、1995年~1996年にかけて放送された厳しくも愛情あふれる先輩たちの中で成長してく伊橋の姿を描いた『味いちもんめ』は、年齢を問わず誰からも愛されるヒットドラマとなった。
ところが、厳しい先輩たちはドラマの中だけに存在するわけではなかった。『味いちもんめ』の撮影現場は、常に怒号が飛び交い修羅場の様相を呈していたという――。
まず監督が厳しかった。ジャニースのアイドルだからという特別扱いはなく、「なに言ってんのかわかんねえよ!」などと厳しく演技を指導した。すると中居も「うるせーよコノヤロー!」と食って掛かった。一触即発の状態で撮影は行われていた。